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うさぎの避妊、去勢について
うさぎの去勢手術、避妊手術を受けることを検討されている飼い主様へ

2015年5月より、血管をシーリングする器械ソノサージを導入いたしました。
通常、血管を切るには、身体側と組織側(取り除く側)の2か所を糸で結ばなければなりません。また、
うさぎの子宮の組織は、犬や猫よりももろい所があり、器械で組織を持つことができません。そのため、
糸で組織を持つために、何度も結んでおりました。
しかし、この器械を使うことにより、3回以上糸を
通して結ぶという作業のところを、1回ソノサージ
で挟んで焼くだけになりました。そのため、手術時
間が大幅に短縮され(避妊手術の場合、従来より約
15分短縮)、出血のリスクも減り、より安全に手
術を行うことができるようになりました。
※写真は、うさぎの去勢手術です。
去勢手術については、約15分の手術時間が5分ほ
ど短縮されるようになりました。うさぎの麻酔は怖
いと思っていらっしゃる方が多いと思います。確かに、全身麻酔をかけた手術は、100%安全ではあり
ません。しかし、子宮が残っていると、高齢になってから病気になる可能性は高くなります。女の子で避
妊手術を行っていないうさぎさんは、できるだけ若いうちに手術をすることをお勧めします。

注意事項注意事項

うさぎの手術について以下に注意事項を記します。当病院では、去勢手術、避妊手術では、健康な子を健康な状態にしてお返しするということを念頭に置きながら手術、治療にあたっております。しかし、犬や猫の場合でも手術のリスクは多少ありますが、うさぎの性質上、犬や猫とは違うことが起こる場合があります。以下に記すことをよく読み、ご納得いただけない場合は、手術をお受けすることはできませんことをご了承ください。

■当病院では、犬や猫のように術中の気管挿管は行っておりません。そのため、麻酔中の呼吸停止に陥った場合の死亡に対するリスクが気管挿管をしている場合のリスクよりも高くなります。
■手術後の痛み、入院による環境の変化などによるストレスによって、術後に胃腸の鼓腸症に陥ってしまうことがあります。
■当院では術後、回復の看護のために、手術料金の中に2泊3日までの治療費を含みますが、それ以降の治療費、また、術後の二次的に陥ってしまった胃腸障害の治療については、別途費用をいただくことになります。
■退院後、家に帰ってから、具合が悪くなることもあります。多くは、胃腸障害ですが、その場合は、速やかにご連絡いただきますよう、よろしくお願いします。
■また、その胃腸障害を防ぐためにも、いつものフード以外のものを過剰に与えないでください。通常の体調に戻るまでは、獣医師の指示に従ってください。
■また、環境の変化にとても弱い性格のうさぎに関しては、事前に申告いただけますよう、お願いします。

以上、手術を決断されている方には、もう一度悩んでしまうようなことを記してありますが、ほとんどのうさぎは、入院中の2泊3日以内に正常の便が出るようになり、牧草を食べる状態になっております。リスクを含め、よくご納得いただけた場合のみ手術をお受けいたします。何か、さらにご心配な点、ご不明な点がありましたら、手術前にご納得いただけるまで獣医師に質問していただきますよう、よろしくお願いします。