全身麻酔をかけますので、術前検査(血液検査・レントゲン撮影)を行います。術前検査で異常がなければ、全身麻酔をかけて手術を行います。お腹を開けて、卵巣と子宮を全て摘出する手術となります。
最初はしこりが触れる状態ですが、悪性のものでは腫瘍が大きくなったり、リンパ節や肺へ転移したりします。腫瘍が大きくなりすぎると、自壊して膿が出てくることもあります。発情の回数が深く関わっていると言われていますので、早めの避妊手術で乳腺腫瘍の発症リスクを減らせることができます。
妊娠していないのにもかかわらず、発情後に妊娠時に見られるさまざまな兆候を示すことがあります。
全身麻酔をかけますので、術前検査(血液検査・レントゲン撮影)を行います。術前検査で異常がなければ、全身麻酔をかけて手術を行います。通常は、お腹を開けることなく精巣の入っている皮膚のみ切る手術となりますので、抜糸がありません。
(停留精巣の子の場合は、お腹を切りますので抜糸が必要となります)
→停留精巣については、 下記をご覧ください
男の子の精巣は、胎児の時はお腹の中の腎臓の後ろにあります。それが、成長と共に徐々に移動してきて、陰嚢の中に入ります。
しかし、たまにこの精巣の移動が途中で止まり、片方もしくは両方が降りてこず、お腹の中や皮下に止まったままの子がいます。この事を、停留精巣といいます。
この場合は、お腹の中や皮下に残ったままの精巣は将来腫瘍化しやすいことや、男の子なのに女性ホルモンを分泌してしまうホルモン疾患になる場合もありますので、去勢手術をしていただくことをお勧めします。
また、手術はお腹の中や皮下にある精巣を摘出しますので、お腹を切りますので抜糸が必要となります。